精神科と心療内科の違いは?
子どもは2人共、社会人になって目黒の家を出ていってしまいました。 子どもたちが生まれたときはしばらく仕事を休んでいましたが、妻も昔から仕事をもっていて、子どもたちが家にいなくなると、それまでよりも自由な時間ができたこともあって、より仕事に力を入れるようになり、少し前から私よりも稼ぎも多くなりました。 そのことに負い目を感じているわけではありませんが、私は妻とは違って仕事人間ではなく、子供たちがいなくなったら夫婦で旅行などいろいろなことを楽しもうと思っていたので、予定が大幅に狂ってしまい面白くない気持ちをもっていて、楽しそうに家でも仕事をしている姿を見ていて、精神的なストレスが大きくなっていくのを感じています。 実際に睡眠障害も出ていて、かなりイライラする時間が多くなり、このままではおかしくなりそうで一度病院で診てもらおうと考えているのですが、精神科と心療内科の違いを教えてもらえないでしょうか? |
精神科と心療内科の両方をカバーできる医療機関を選択しましょう。
心の症状を扱うのが精神科で、身体の症状を扱うのが心療内科です。 精神的なことから夜眠れなくなったり、イライラや落ち着きがなくなるなどの症状は、精神科の対象になります。 人間関係のことで悩みがある方や、物忘れが酷くなってきた場合も、精神科の領域です。 心療内科は、心理的なことや社会的なことが要因で、身体に何らかの異変を感じた場合に受診すべき診療科で、睡眠障害以外に、胃痛や頭痛や吐き気や倦怠感などがあれば、心療内科の対象になります。 もちろん身体に不調がでた場合は、かかりつけの内科医院で診てもらうことも効果的ですが、ストレスなどから症状が現れるケースも少なくありませんし、精神科と心療内科のいずれの分野もカバーできる医療機関を選択すれば、不安なく治療を受けることができます。 |